ホンダはアキュラを米国などで販売。
05年11月にトヨタがレクサスを日本市場に導入したのに続き、ホンダも08年秋に4〜5車種を投入し、約100店舗で販売する計画を進めていた。
ホンダは、トヨタや日産自動車に比べ、日本市場では「大都市部と高級車分野に弱い」(ホンダ幹部)とされる。
アキュラの販売で高級車分野のテコ入れを図る予定だった。
急速な落ち込みととも、レクサスの販売がホンダの予想に比べて鈍く、ベンツなど輸入高級車市場も今年に入ってから減少傾向となっていることなどを総合的に判断し、延期を決めた。
うち、高級車のテコ入れを一時凍結するが、昨年子会社化した軽自動車生産の八千代工業が稼働を目指し、エンジンを含めた完成車の新工場を三重県四日市市に建設することも発表。
軽自動車事業を強化することで立て直しを急ぐ形となった。
その後、89年にレクサス、日産の「インフィニティ」が米国市場に投入され、日系メーカーが高級車市場に乗り出す先鞭(せんべん)を付けた。その後、各社とも中国などで高級車ブランドを発売し、順調に成長。
レクサスに続き、アキュラが日本に“逆上陸”する予定だったが、導入延期で08年にインフィニティの国内導入の是非を決めるとしてきた日産の方針にも影響する可能性がありそうだ。


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